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成巽閣土蔵

 1863(文久3)年、成巽閣造営の際に造られた道具蔵。県指定有形文化財。指定面積387.89平方メートル。
 巽新殿造営の際に現在地に建築されたもので、当初の姿を伝えている。
 建物は土蔵造2階建てで、桁行10間・梁間5間の規模。屋根は桟瓦葺の寄棟置屋根となっている。戸室石の亀甲石積(きっこういしづみ)を基礎に、外壁は白漆喰(しろしっくい)塗りで腰部分は越前石の平貼りとしている。

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